MGのジオラマ制作記

マスターグレードのGP01とGP02を使用して、久々にジオラマを
製作しようと思います。
イメージ的には、劇中の第2話 終わりなき追撃 の海岸での攻防
をイメージしています。
どこまで、再現できるでしょうか?
まず、主役となる2機を仮組み、どちらもローアウトされて間も無い
ためボコボコのダメージを与えてはまずいですよね。
(難しいところです。)
とりあえず、単品でも充分見られるようにヒケ、パーティングライン等
いつも通り丁寧に処理致します。
今回も発光ギミックを搭載予定ですので、この時点である程度リュー
ター等で加工しておきます。
また、GP01は、コアファイターの脱着は省きますので、その分発光ギ
ミックを取り付けられます。
ビームサーベルも光らせましょう!
ベースの製作に入ります。
適当な額縁等が見当たらない為、ホームセンターで壁掛け時計の
枠が適当だったので、それを使用します。
裏からベニアを貼りつけます。
岩場には、鉄道模型用のコルクを使用します。
それらしい形にカットします。
さて、レイアウトしましょう。
現在、主役2機はバラバラ状態ですので、ジム君で感じをつかみます。
ここで、とりあえず、コルクも調整しときます。
これから、パテ、塗装を行いますので、マスキングを貼っときます。
コルクを固定後、背面にプラバンにてお化粧します。
これをやっておくと後に高級感が出てきます。
プラバンとコルクの隙間にウッドフォルモを埋め込みます。
また、コルクの気に入らない形状のフォルモにて修復します。
さて、主役が出来ないとベースの方も進みませんので、MSの製作を
再開します。
いつも通りにパーツ1つ1つに分割、サフ吹き、ベース黒、塗装と致します。
黒からの立ち上げ塗装により、丁寧に処理します。
今回は、GP02の塗装をちょっと暗めにしてみました。
リューターにてちょこっとだけ、角の部分を削ってあるのが、お解り
でしょうか?
塗装終了しましたら、組み込みます。
(頭部などは、まだですが。)
この時点で、GP02はギミックの配線を足のフレームを通し足裏から、
またGP01は、お尻からリード線を出します。
また、コルクの当たる部分も調整します。
ビームサーベルの発光ギミックのコードも接続します。
間接も固定します。
GP01の頭部のダイオードです。
今回は、GP01で発光ダイオードが7つ、GP02は3つ使用しています。
(今までの最高新記録です。)
GP01は大体こんな感じで配置しようかなと。
頭部の発光テストです。
この後、黒から立ち上げますので、光が透き通っているところも収まり
ます。
顔は塗装済みです。
今回は、地面はウッドフォルモを使用しました。
フォルモを敷いた後、MSを配置し、それに会わせ削っていきます。
チョロチョロと生えているのは、ギミックのコードです。
自然乾燥の物なので、このまま3.4日ほっときます。
ここで2体のモビルスーツを完成させちゃいます。
頭部も出来あがり、配線も半田ごてにて完璧に固定しました。
リューターでのダメージ表現部には、エナメル塗料のハルレッド、シルバー
等、入れていきます。
劇中では、GP02のシールドにて、ぶっ飛ばされ地面に倒されても、反撃を
しようというシーンです。
GP01は、もともと可動範囲が広く、フロントのふんどしアーマーと腰の部分を
猫背になるように改造してあります。
また、平手を改造しちょっとビビッている様にしました。
7個のダイオードを使用していますので、配線の処理に大変苦労しました。
感じとしては、仁王立ちをイメージしたかったのですが、動きが止まってし
まうので、これから振りかぶりとどめをさすような感じとしました。
シールドはさすがに固定ポーズでも重いので、真鍮線で補強を考えてい
ます。
フォルモが完全に硬化しましたら、MSとのあわせを見ながら、再度調整を
します。
とりあえず、納得(本人)しましたら塗装に入ります。
全体にサフを吹きつけ、こちらも黒からの立ち上げ塗装。
まず、岩からいきます。
岩部は、グレー系を中心とし、クリアブルー、オレンジ等入れながら変化を
入れていきます。
地面は、(海岸だから砂かなー?)ブラウン、サンドイエロー等色々混ぜま
した。
仕上げに、ベビーパウダーに塗料を混ぜ、地面となるところにヘタヘタと
変化をつけながら、筆塗りです。
ここに来て、やっとMSとの合体です。
この時点で、MSの汚しも本格的に入れてきます。
ただ、前にも記載したように、2機ともおNEWですので、ほどほどにしとき
ます。
それでもGP01は、コウさんが未熟ということで、GP02にくらべて汚して
います。
シールドも取り付けて、とりあえす完成です。
出来れば、もうちょっといじりたかったのですが、こんなもんでしょうか?
う〜ん。やっぱりこの角度かな。
あと、GP02の頭越しから覗いた感じも良い感じです。
ギャラリーものぞいて下さい。


おまけ
SD板ジオラマ
同じレイアウトでSDも製作してみました。
塗料、塗装方法はMSと一緒です。
ただ、こちらの地面はミラコンを使用しています。
改造はGP01の脚と猫背。
なんとも愛くるしい姿になりました。
しかし、寝転がしても身長が変わらないという恐ろしい体形。
GP02が見下ろす感じにしたかった為、GP02の足元を上げたのですが
ちょっとは効果があったでしょうか?
劇中では、
ガトー「とどめー!」
コウ 「誰がー!」
というところですが、そんな感じが一切しないところがSDの凄いところで
すね。
キャラリーも見てね。
この2つでまるまる2ヶ月費やしました。
やれやれ。



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